言葉の塔

カテゴリ:ニュースの解読( 7 )

オシム

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昨日悪口言って、今日はスポーツネタよ(笑)。

ジーコの後任のオシム監督、発言を読むと、言葉に非常に厚みがあって、いい監督のようだ。こういう人情もあって、安定した物の考え方をする人が、注目を浴びる場所に立つことは、今の日本にとって、いいことだな。
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by murahiden | 2006-06-25 13:58 | ニュースの解読

ブレーキが原因? 違うさ

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今まで、エレベーターを危険だと思った体験はなかった。しかし、最近はあらゆる乗り物が危ない。コスト優先で人的な余裕をギリギリまで削り取り、人をコキ使うから、定着率も悪くなり、コミュニケーションは希薄になる。
100円ショップのモノが多少品質が落ちても、さほど大きな被害はないが、目に見えない安全の品質が下がるのは、取り返しがつかない。

シンドラー社のエレベーターは4割安いとネットには書いてある。あまり同社製品だとわかったら、乗りたくない。

ブレーキパッドが原因云々は、法的な責任の所在を確定していく作業なのだろうが、全国、全世界で不具合の報告があるのに、こんな単純な原因に還元してしまって、再発を防止できるのだろうか?
どう考えても今回の事故には複合的な原因がある。 
ブレーキパッドさえ確認してあれば、少なくとも死亡事故にはならない、ということか。

電波障害が原因だってことがなぜ分からないのか!!
http://aatw.exblog.jp/tb/3986725

上記はなかなか迫力がある。当たっているのではないか。

シンドラー社が本質的に反省している様子を見せない、ということには人種差別的な傲慢ささえ感じる。
今後、日本市場からは閉め出されるだろうし、そうであってほしいが、もうつけてしまったビルは高価なものをおいそれと付け替えるわけにもいかないだろうし。どうするのだろう。
シンドラー社のエレベーターを使っているビルの勤め人や住人はイヤな気分だろうな。

こんなことから身を守ることさえ、一頃流行った(イラクの人質バッシングの頃だ)「自己責任」ということになっていくのだろうか。
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by murahiden | 2006-06-09 11:09 | ニュースの解読

亡国の激流

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■僕はクルマを運転しないので、あまり深い関係はないといえばない。それでもテレビのニュースなどを見ると、なんとひどいことをするかと思う。宅急便とかって、今や物流の要ではありませんか。それがわずかな時間停車するのを許さないというのは、どういうことか? 助手を乗せたり、コインパーキングを利用するコスト、あるいは反則金は、いずれ料金値上げという形で僕たちにはねかえってくる。その上、郵便局のクルマは例外、というのはどういうこと? 役人同士はなあなあで郵便局以外は全部つぶす気か?
■宅急便のお兄さんたち、信じられないほど重い荷物もいやな顔一つせずに運んでくれる。それなりにお金は稼げるらしいけれども、激務で数年で身体を壊す人も多いという。いつも感謝しているのだ。
■何が頭に来るかといって、あの取り締まりをするのは、警察の天下り先の団体だということだ。パチンコ業界も警察の天下り先団体を受け入れることによって、ギャンブル化を推し進めた。こういうことはどこでどう議論して決めているのか。お役人さまを野放しにするとロクなことをしない。
■警察の怠慢、腐敗の激しさは、批判の的だ。全部の警察官がそうだとは思わないが、かなりめちゃくちゃな状態であるには違いない。アメリカでは悪徳警官ものの映画が多数あるが、「アメリカで起こる悪いことはすべて日本でも起こる」という僕の発見した法則通りのことがここでも激化していくのだろう(なぜそういう法則があるかといえば、日本がアメリカの実質的な属国であるからだ)。
■このことだけを見ても、国が行政改革なんて本気でやる気がないことがわかる。表面だけをいじって形を変えているだけだ。中国の歴史を読めばわかる。役人の腐敗した国は民をさんざんに苦しめた後に滅びる。そういう亡国の行いを見逃しておいて、愛国教育だとか笑わせる。
■書いていて辛いのは、だからこうしよう、という提案ができないことだ。暴動を起こすわけにもいかないし。選挙ももはや無効に近い。今や、企業ぐるみ、宗教ぐるみ、御用組合ぐるみで、圧力団体が多くを支配している。そういう実利を取り込みたい連中と、なんとなく雰囲気で小泉首相はいいのではないか、杉村某は好感がもてるなどという大衆に押されて自民党は圧勝した。
■今は何が起きているのかをしっかりと見るだけだ。そうして自分のいる場所で仕事を通じてできることをする。そうすれば、するべきことが見えてくるかもしれない。

(僕が配信中のメルマガより転載)

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by murahiden | 2006-06-07 19:51 | ニュースの解読

子どもたちの悲劇

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今回の事件は後味が悪いなあ。いや、前味も中味も悪いんだけど。
昨日の夕方の時点で、女性は10時間以上も取り調べを受けているというニュースを見た。
一人で警察に取り囲まれて、そんなに長時間犯人だろうと決めつけられたら、誰でも自白してしまう。
まあ、冤罪でもないんだろうけど、現時点で、あまり犯人だと確定して語りたくはない。

しかし、子どもは家庭で殺され、通学途上で殺され、学校で殺され、いたずらされる。通園バスの運転手も学校の先生も塾の先生や家庭教師も近所の大人も信頼することができない。

まだ被害に遭う比率でいったら何万分の1か何千分の1なのかもしれないけれど、親に「他人を信用するな」と教えられて育てられることは間違いない。そういう世界に生きる子どもたちはどうなっていくのだろう。
そういう子どもたちが大人になるまで、日本という国はあるのだろうか?

愛国心を植え付ける教育なんてものはしなくてけっこうだから、政治は子どもたちが安心して、人を信頼して生きていける環境を作る、という当たり前のことを目標にしてもらいたいと思う。
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by murahiden | 2006-06-05 12:11 | ニュースの解読

疑り深いわたし

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公務員の削減はけっこうだけど、なんで人数ベースで話をしているのかがわからない。
税金を安くするのが目標なのだから、支出ベースで目標を立てればいいのではないか。
人を減らすか、予算管理を民間並にするかは、各省庁の裁量でいいのではないか。

人数ベースでやっていると、人はたしかに減ったけれども、新たな天下り先企業や外郭団体への発注が増えて予算はいっこうに減らなかった、ということもおおいにありうる気がする。

お役人さまはそういうことだけは必死に考える方たちだと思う。
また政治家たちもそういう逃げ道を残した上で、なれ合っているのではないか。
朝三暮四で簡単にだませる国民だからなあ。

素人目には、単純にそのように見えるが、いや、そうではない。人数ベースでやるには立派な理由がある、という方がいたら教えてください。

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by murahiden | 2006-06-04 14:20 | ニュースの解読

「我が国」と「この国」

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国を愛するというときの「国」が何を指すのか、短絡的な議論をする前にもっと広くきちんと話し合うべきだと思う。
日本の風土、自然、人々の生活、文化を愛することと、国境線、軍事的イニシアティブ、政治の意志決定機構などの権力としての「日本」を守ろうとすることは、ときとして矛盾する。
後者を愛する人々は、徴兵制や核武装にも賛成かもしれない。
しかし、僕にとっては、それは日本に対する一つの破壊行為だ。
排他主義や軍事的な緊張を高めていきたい人はいいが、そうでない人はあまり愛国という言葉を使うべきではない、と考えるが、世間の五割の人は「愛国教育」是認派だという。
僕にはその気持ちがよくわからない。


愛国教育といったって、円周率を3と教えようなどというご立派なマインドと脳みそを持った文部なんとか省のお役人さまがその中身を考えて実行するのである。
つまりは、君が代、日の丸を強制して、それに反対する教員をパージするという方向がさらに進むだけである。
天皇陛下も、米長の指した一手に対して、君が代、日の丸を強制してくれるな、とおっしゃった。もっと自然に愛してほしいということだ。愛は強制されるものではない。強制されたものの多くは愛ではない。さすが天皇陛下はわかっていらっしゃる。


自殺者を3万人も出す政治を行っている人間たちが、一体子どもたちに何を教えるつもりでいるのか。


故山本夏彦は、「日本を我が国と言わずに、この国という呼び方をするヤツがいる。なんて卑怯で便利な言葉なのだ」という意味のことを言った。
僕はそれを読んだとき、山本氏の発言を美しいと思った。しかし、正直僕自身の中には我が国という言葉の感覚はなかった。今に至っては、ますます日本を「我が国」と呼ぶ気になれない。

しかし、最近、あきらかにナショナリストと思われる人物が、著書で日本を「この国」と呼んでいるのを発見した。「愛国者」にとっても、もはや日本は「この国」か。
勝手にしてくれ。
そうやって、自分の思惑に合わせて、みんなで「この国」をいいように蹴り回せばいいさ。
ワールドカップイヤーでもあるから、ブームに乗ってナショナリズムは大いに昂揚されるであろう。

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by murahiden | 2006-06-01 13:18 | ニュースの解読

盗作とオリジナル

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これでまだシラを切ろうとするという魂の死に方がすごいと思うけれども。しかし、これは氷山の一角で日本人のアーティストには多いのだろう。
かつて、友人のイラストレーターに「これはアノ人の元ネタ、これはあの人の…」といくつも有名なイラストレーターの元ネタを見せてもらったことがある。
あるものはタッチがそっくり。あるものは構図がそっくり。インスパイアとか、リスペクトとか、シンクロとか、パロディといって済むものかどうか。非常に微妙な、というか、プロレスでいえば、反則をしておいて4カウントで手を離す、という類のものであった。
しかし、それをあまり公然と言っては、人間関係を壊すし、自分にも跳ね返ってくるから、彼は業界の外には黙っている。

僕個人としては、それに目くじらを立てるというよりは、知っておきたい、と思う。一体、そのすべてを知ってしまったら、日本の文化状況はどのように見えるのだろうか。

ピストン西沢の『音楽の偶然』というコーナーは好きだった(今もあるのかな)。
あの全然告発していない口調というのが、このことを語るのにふさわしいように思う。

オリジナルは芸術だけど、コピーは産業である。
どうしてこんなことになるのかといえば、大衆は本質的にオリジナルなんてものは求めていないからだ。
まがいもののほうがキラキラ光って見える。
みんなその光に群がる。
そこにお金の流れが生まれて、そのお金の流れに沿った商品が再生産される。
オリジナルの大部分は、地味でダサくて、時代に合わない。
オリジナルは、本来、なんだかわからない、はっきりしない、気持ちの悪いものとして世に現れる。
コピーにほんの一滴混ざったくらいが大衆にはおいしくいただけるのだ。

しかし、理屈はわかるが、66歳の画家本人の気持ちはわからない部分がある。周囲の量と質に対する期待がプレッシャーだったのか? アイデアに煮詰まるほど絵が売れてみたいものだ!

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by murahiden | 2006-06-01 12:18 | ニュースの解読